野菜の値段高騰。 キャベツも高騰!

白菜やキャベツ、レタスの1月の輸入数量が、過去最高となったことが28日までに東京税関のまとめで分かった。昨秋以降の長雨や台風の影響で国内出荷量が大幅に減少。価格が高騰しており、不足分を補うため輸入が増加した。

 1月の白菜の輸入量は前年同月比で7.8倍の約2213トンと、2017年の年間輸入量(約2562トン)の8割超に達した。キャベツは5.8倍の約1万3606トン。いずれも中国産が大半を占めている。レタスは2倍の約4888トンで、台湾からの輸入が最も多かった。

 農林水産省によると、キャベツなど葉物野菜は傷みやすく輸送コストもかさむため、スーパーなどで販売されている商品は国産が主流だ。輸入品は野菜を大量に使用する加工食品や外食といった業務用の不足を補っている。