CL パリ・サンジェルマンCL  審判への不満が大爆発!会長まで!

エメリ監督も「レフェリングが気に入らなかった」

 悲願の欧州制覇に向け、パリ・サンジェルマンは今シーズン、史上最高額でネイマールを獲得し、キリアン・エムバペも手に入れた。エディンソン・カバーニを加えた前線の「MCN」は、チャンピオンズ・リーグのグループステージで計16得点と大暴れ。チームは同大会の新記録となる25得点をマークした。



 だからこそ、2連覇中の王者とはいえ、国内で苦戦しているレアル・マドリーとの決勝トーナメント1回戦を前に、パリSGへの期待は高まっていた。だが現地時間2月14日に行なわれた第1レグ、パリSGは1-3と敵地で逆転負けに終わっている。

「今シーズンこそは!」と意気込んでいるパリSGのナセル・アル・ケライフィ会長が苛立つのも当然だ。その怒りの矛先は審判団に向けられ、話はバルセロナに大逆転負けを喫した昨シーズンにまで及んでいる。

ESPN』によると、アル・ケライフィ会長は『beIN Sports』で、「審判についても話さなければならない。ふたつのイエローカードは出されるべきではなかったし、キリアン(エムバペ)に対するオフサイドの判定も正しくなかった」と、ジャンルカ・ロッキ主審を筆頭とする審判団とUEFAへの不満を露にした。

「マドリーのようなビッグクラブが相手だと、こういう小さなことが違いになり得るんだ。彼らの助けにもなるのだからね。昨シーズンのカンプ・ノウでも審判のジャッジが問題となった。今シーズンもまた審判だ。UEFAはなにかすべきだと思う」

 パリSGのウナイ・エメリ監督も、「レフェリングは気に入らなかった。セルヒオ・ラモスのハンドでPKが与えられるべきだったし、イエローカードの判定もおかしかった。マドリーの得点場面(2点目)では、その前にプレスネル・キンペンベに対するファウルが見逃されていた」と、相次いでジャッジへの不満を口にした。

「プレーには満足しているが、結果には満足していない。主審は我々よりもマドリーにより近かったと思う」

 もちろん、判定が覆ることはなく、パリSGが悲願を成し遂げるには、ホームで2点のビハインドを跳ね返さなければならない。3月6日、パルク・デ・プランスでの第2レグで、パリSGは王者相手に逆転できるだろうか。

 

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