PSG ネイマール レアル戦で審判の顔にボールをぶつける瞬間!

CLレアル戦、1-1で迎えた後半にネイマールの鋭いパスが主審の顔面を強打

 パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表ネイマールは現地時間14日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント第1戦、敵地レアル・マドリード戦に出場したが、1-3で逆転負けを喫した。先制点をアシストした一方、主審の顔面を直撃する強烈なキックをお見舞いし、世界から注目を浴びている。

【動画】試合が一時中断で会場も騒然 PSGネイマールが主審の“顔面直撃パス”の瞬間

 試合は前半33分、ネイマールのヒールパスを受けたMFアドリアン・ラビオが利き足と反対の右足で蹴り込んでPSGがアウェーゴールを奪って先制。しかし、前半終了間際にレアルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがPKを決めて同点に追いつかれると、後半36分に再びロナウドにネットを揺らされて逆転され、さらに同41分にはブラジル代表DFマルセロに3点目を奪われた。

 1アシストのネイマールだが、意外なプレーがクローズアップされている。1-1で迎えた後半23分、左サイドでボールを持ったネイマールは、ゴール前へラストパスを供給しようと右足を一閃。鋭い弾道の一撃がゴールに向かって飛んだかに思われたが、途中でボールの方向が変わりチャンスが潰れてしまう。キックを阻止したのは、味方と相手いずれでもなく、試合を裁く主審だった。

 ネイマールが放ったボールは、イタリア人の主審ジャンルカ・ロッチの顔面を直撃。主審は痛みに顔を歪めて悶絶した。耳に付けている音声機器にぶつかったようで、試合が一時中断する事態となった。

“偶然の出来事”は海を渡り…

 スペイン紙「ムンド・デポルティボ」は「偶然の出来事が起こった。ボールがロッチの顔に当たり治療が必要で、ゲームが中断した」と伝えている。また、一連のプレーは海を渡って北中米カリブ海ホンジュラス紙「La Prensa」でも取り上げられ、「ネイマールが審判に大きな打撃を与えた。ブラジルの天才が長いパスを試み、審判の顔面を直撃して彼を驚かせた」と報じた。

 会場も騒然としたなか、主審は直撃した部分をチェックし、大事には至らず。そのまま無事に試合は再会された。結局、この後に2失点したPSGは1-3で敗れているが、ネイマールの“顔面直撃キック”は思いのほか反響を呼んでいるようだ。

 

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ネイマール、“主審顔面直撃パス”で試合一時中断 大打撃に世界注目「天才が驚かせた」 | Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ